「旅するAIコーギー」は、ただのキャラクターではありません。
この子には、はっきりとした“モデル”がいます。
それは、私の奥さんがずっと大切に育ててきた、2頭のコーギーです。
明るくて、甘えん坊で、家族をいつも笑顔にしてくれた大切な存在でした。
その2頭は、今年老衰で天国に旅立っていきました。
家の中からコーギーの足音が消えたとき、言葉にできない寂しさがありました。
しかし同時に、奥さんにはひとつの後悔が残りました。
「もっといろんな場所に連れていってあげればよかった」
「もっと楽しい思い出を作ってあげたかった」
その想いが、旅するAIコーギーの原点になりました。
AIなら、どこへでも行ける。
海でも、山でも、空でも、日本中のどんな景色にも。
「この子たちが見たかった景色をAIの力で見せてあげたい」
「天国の2頭に、もっとたくさんの旅を楽しんでほしい」
その願いを形にするために、私は“旅するAIコーギー”の制作を始めました。
キャラクターデザインでは、2頭の特徴を丁寧に取り入れました。
白い顔筋、やわらかい毛並み、丸い表情、短いしっぽ。
何度も画像生成を繰り返しながら、「この子たちの面影がある」という形を探し続けました。
作品を作る上でこだわっているのは、「現地の景色をそのまま再現しない」ということです。
資料はしっかり確認しますが、本物そっくりを目指すのではなく、
“AIが描いた世界”とわかるように、少しだけ現実と違うニュアンスを残しています。
これは、旅するAIコーギーの世界観に個性を持たせるための大切な工夫です。
写真の完全コピーではなく、
「コーギーが見たかもしれない景色」
「AIが描く、もうひとつの日本」
を表現することで、作品に温かいフィクションの魅力が生まれます。
旅先で走ったり、食べたり、驚いたり、空を見上げたり。
その姿ができあがるたびに、奥さんは「この子たち、楽しそうだね」と笑ってくれます。
旅するAIコーギーは、単なる映像作品ではなく、
“もう会えない大切な家族へのプレゼント”でもあります。
これからも、この子たちと一緒に日本を旅しながら、
AIならではの少し不思議で温かい世界を作品にして届けていきたいと思っています。
この旅が、天国の2頭にとっても、
そして動画を見てくれる人にとっても、
少しでも幸せなものになりますように。
